閉塞感 無気力 劣等感
何をしても無駄な気がする。
本を読んでも、漫画を読んでも、勉強をしても、何を始めても、積み重ねてきた人には敵わない。
思い返せば、何をしても上手くいかない人生だった。そういった要領の悪さに、生来の怠惰な性向が相まり、無気力を極めてしまった。
中途半端に学校の勉強だけは出来たので、危機感も湧かなかったのだろうか。
今からでも何か始めろ、と他人は言うだろうし、何か始めなければならないとも思う。
しかし、今から始めても、誰の何にも及ばないことを思うと、何もする気が起きない。
大切なものが出来た。
でもそれは、誰かにとって適当に利用して捨てるだけのものだったらしい。
何だったんだろう、私の人生。まあ今まで努力してこなかったんだから、当然の末路かもしれない。